「心に残った本」・「代表的日本人」(内村鑑三)
「心に残った本」に、「代表的日本人」(内村鑑三先生)があります。
西郷隆盛先生、上杉鷹山先生、二宮尊徳先生、中江藤樹先生、
日蓮聖人の生涯が学べる格調高き本です。
この中で、中江藤樹先生を改めて知ったのですが、江戸時代の初期に、
近江聖人と言われた方ですが、
なんと、うれしくも、ありがたくも、
この鳥取県ともご縁のあった方でした!
藤樹先生が、読み書きを覚える時期に、今の鳥取県米子市で過ごされたのでした。
長くなってはいけないので、簡潔に、私の心に残ったことは、
「教育とは君子(真の人間)となるためのもの」、
「魂と魂で向かい合うのが教育である」、
「完全に謙虚であることが理想である」、
「親孝行は道徳の基本」、
「小さな善を積み重ねて徳ある人となれ」、
「見返りを求めてはいけない」、…などなど
数多くの宝石のような光輝く教え、教訓を説いておられることです。
詳しく中江藤樹先生を研究したわけではありませんが、
真に魂と魂で向き合って、子供を君子に育ててゆこうとするような教育が、
いまこそ必要なのではないかと思います。
(それこそ、教師がそういう、魂の師となるべく、自らを磨かねばなりませんが…。)
いじめ、不登校、塾と学校のダブルスクール化、
問題山積みの教育問題を解決いていくのは、
唯一、魂の教育であり、真に正しさを求めて、宗教教育、道徳教育をなし、徳ある人を育ててゆくというような、大転換が根底には必要であると思います。
教育の中核は、真理の探究、正しさの探究であるといわれます。
それを抜き去って、話し合いばかりし、善悪の結論を出せないような教育では、
大人になっても、なにも決められず、なにも進まない、
いまの民主党政権のようになってしまうのではないでしょうか。
中江藤樹先生の教育で、きわめて特異だったことは、
生徒の徳と人格形成を重視したということでありました。
幸福実現党も、
正しい歴史教育、道徳教育で人格教育を充実させ、
教育再生を実現します!
幸福実現党
ほそかわ幸宏