出処進退(しゅっしょしんたい)は人生最後の美学

晩年において、

とっても大事な心がけがあります。

それは、「出処進退」を考えるということです。


世の中には、松下幸之助様、ドラッカー先生など、80歳代でも、
バリバリ仕事をされる方々もおられ、

一部に、大変素晴らしい例外はあるのですが…。


やはり、仕事には、一定の社会的責任があります。

個人でやっているものは別としまして、

大勢の人でやっている会社の場合は、「公の責任」があります。

その責任と能力のつりあいが取れているかどうかが、
とても大切なことだと思います!

ですから、老害と言われるような状態が、あまりに強く出てくるようであれば、

「出処進退」を考えなければいけないと、
考えられています。


民間においてそうですから、

もっと、公的な責任のある政治家、

ましては、国家のトップたる首相は、

この「公の責任」と「自らの能力」が、ほんとうに釣り合っているか、

日本で一番、真剣に考え、

そして、決断すべきは決断しなければならないのだ、

そう考えます。


私が言える立場にはないかもしれませんが、

出処進退は、人生最後の美学であると、

菅首相に申し上げたいと思います。

被災時は、平常にも増して、
もっと、決断力、実行力、アイデア、構想力、人心掌握力など、
優れた仕事能力が必要なのは、
小学生の高学年になれば、それでもわかる話だと思います。

平常時にうまくゆかず、

そして、非常時に後手後手となり、

ここでやめるのは、
仕事を投げ出すようで、カッコは悪いのですが、

されど、

「私には、いまの公的立場を担う能力がないのです」と、
潔く、自ら退くことが、
たとえ、それを明言しなくとも、

後にその大任の担う人に、
「それだけの能力を発揮せよ」と、
それだけの使命感を責任感を、
与えることになります。

このことも、大きな仕事の一つであると思います。

それが、唯一、いま、菅首相に残された善なる仕事ではないかと思います。

しかし、これが、人生最後の美学とまで言われるほど、

とても、とても難しいものだと推察いたします(^-^;)

幸福実現党
ほそかわ幸宏

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