時代の分岐点の生き筋?!

この2011年は、時代の分岐点にあたる勝負の年、生き死にをかけた厳しい年です。


考え方を誤れば、衰退、滅亡の危機さえくる分かれ目であり、

日本の中に、はびこり、ひそんでいた社会主義体制が、

今年に入って、急激に、えっと言うくらいに早く崩壊の流れ、過程にあります。


ちなみに、「会社はつぶれることがある」というのが資本主義の市場経済です。


反対に、「絶対につぶれない」というのが、社会主義の国家主導型経済における国営企業であります。

この国家に保護されてきた社会主義体制が、次々と崩壊してゆくでしょう。


お上(政府)に保護されて、法律的に保護されて独占的に仕事をしているところは、次々とつぶれていきます。



今回の大震災で、東電も、良くも悪くも、今回、独占体制にメスが入り、

政府を頼りにせず、自由競争の中で戦ってゆく状態にされてゆく流れになると考えております。

電力について、個人や企業が、自己防衛の観点で、独自に安定供給を考え、電力自由化の流れができてゆくと予想いたします。


また、本年は、情報通信法の施行で、

放送と通信が一体化され、

「放送・通信分野の相互参入と競争の促進」を図る観点より、

現状では電波法・放送法電気通信事業法などに分かれている放送・通信関連の法律が「情報通信法」に一本化されます。

そうして一本化され、

通信、放送業界の垣根が低くなり、

通信、放送事業者はこれまで進出できなかった分野にも進出可能になり、競争が促進されることになります。


独占的に放送を支配していたテレビ・メディアも、競争が促進され、激甚な競争にさらされてゆくことになります。


また、学校も、特に公立学校ですが、

塾に頼らなれれば進学できない状態が続き、ひどい状況が改善されないならば、

この不況下で、公立学校の教師にも、

当然、仕事をまっとうしているのかというメスが入ってくることになります。
(きちんとお仕事をされている立派な先生方は、まったく別の話です)


また、宗教も、本来、人々を幸福にし、来世の幸福をも教えてゆく聖なる仕事ができない形骸化したものは、

真実の宗教に、なすすべもなく、その真実の宗教の素晴らしい寛容性のなかに包み込まれてしまうでしょう。


また、政治も、本来、国民を具体的に幸福にしてゆくという結果責任が問われますので、

その及第点さえも取れない存在は、過去のものとして、忘れされられてゆくでしょう。


そして、国家も、社会主義体制では、存続ができなくなります。

国家も絶対につぶれないということはなく、

経済においても、政治体制においても、政治家の選出においても、

自由というものがなければ、

固定化し、独占され、その限界で、崩壊してゆくのです。


日本の近隣には、北朝鮮、中国という社会主義体制があります。

もちろん、中国は経済的には資本主義を取り込み、繁栄できるところから繁栄せよということで、

自由が入り込み、その自由のための発展しております。

しかし、政治体制は、一党独裁で、固定化され、その絶対権力を無理して維持しようとするために、

将来、必ず崩壊してゆきます。


結局、政府に保護され、競争のない世界は滅びます。

一党独裁で、競争のない政治も滅びます。

日本の二大政党制などという、新規参入を難しくし、独占状態にある政治も、

その権力を無理して独占してきた腐敗から、見捨てられ、崩壊してゆきます。


その流れが、本年2011に大きく始まってきており、


この流れの中での生き筋とは、何か?


それは、

この流れの中で身をまかせるのではなく、

政府に保護などされずに、放し飼いの徹底した自由競争のなかで、

サービス合戦をし、経営の競争をし、

よりよきサービス、商品を提供できる存在となってゆくことしかありません。

川の流れに逆らってでも、よりよきものをご提供できるよう、必死で泳ぎ続ける姿勢、努力こそ必要であると考えております。


政治の世界も、急激な淘汰が始まっております。

それは、不況が終わらぬ中、そして国難の中、

すべての人々の目が厳しくなり、真実のリーダーが求められ、

未来を切り拓く、頼もしい存在こそが必要とされているからです。


ぜひとも、そのような頼もしい存在になってゆく!!!と、自己研鑽を積み重ねてまいります。


放し飼い世界という本物しか残らない、責任ある自由の時代は、

生きがいのある世界であり、

また、本物の素晴らしいサービス、商品を享受できる時代でもあります。


そして、その本物の素晴らしいサービス、商品の中には、当然、政治による公共のサービスも入っています。


つまり、これからは、

偽物は、徹底的に、より淘汰され、より素晴らしい本物だけが選ばれてゆくのです。

もちろん、政治の一つの機能として、大変の方々のために救済手段を講じるセーフティ・ネットは必要であります。


マスコミ崩壊、不誠実な政治家の消滅、保護された業界の自由化、一党独裁の崩壊…、

身が引き締まり、やる気と生きがいをもって、仕事に、より打ち込まねばならない時代が始まりました。

そして、それは、仕事、ビジネスを通して、わが人生を輝かせ、未来を自らの手に手繰り寄せる、真のやりがいのある時代の到来であります。

お上や、ほかにただ頼るのではなく、自分の仕事によって新しい価値を創造してゆく力こそが試され続ける時代でもあります。

心して精進をしてまいります。


幸福実現党
ほそかわ幸宏


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